小論文のネタ#2009年01月の記事〜大学受験・AO入試のために |
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入試直前に何をするべきかセンター試験を受験された方は、ご苦労様でした。期待通りの成績で、志望校を変更する必要のない人も多いでしょうが、予想以上の好成績で、ワンランク上の大学・学部に志望を変えるという方もおられるでしょう。その一方で、思ったより得点が伸びず、志望校のランクを下げざるを得ない、という方も、このブログを読んでくれている人の中にいるかもしれません。いずれにしても、もうほとんどの方が各予備校の発表する合格ラインと自己採点の結果を比較検討して、受験する大学を決めたことでしょう。またセンター試験を受験する必要のない大学・学部が第一志望の方も、どこを受験するか、最終決定をしなければなりませんね。 さて、志望校が決まった段階で、どのような勉強をするべきなのでしょうか。ここで是非皆さんに取り組んで欲しいのは、過去問の研究です。前回、12月のブログでは、冬休み中に1度は志望校の過去問を見ておくように、と申し上げましたので、一応目を通した、という方も多いと思います。 ただ、今回は目を通すだけではなく、実際に解いてみるようにしてください。これも12月のブログでも述べましたが、特に小論文試験の問題は、出題する大学・学部によって大きく異なります。中には、いろいろな教科の知識を問う小問を含んでいる、総合問題というべき内容を小論文として出題するところもあります。 こうした問題に対しては、単に眺めるだけではなく、実際に答案を書いてみて、その手応えを確認しておく必要があります。小論文試験の場合には、何となくこんなことを書けばよいのだろう、という検討を付けるだけでは、練習として不十分です。実際に答案を完成させるところまでやってみる必要があります。 選択肢問題や、重要語句だけを答えれば良い問題であれば、確かにいちいち解答を書いてみなくても、こんなことを書けばよいのだろう、という検討を付けるだけでも十分練習になります。しかし小論文対策では、実際に答案を書いてみませんと、「こんなこと」だけでは、書くことが少なすぎて、制限字数が大幅に余ってしまうかもしれません。また、実際に書き出すと考えがまとまらず、制限時間以内に書けないかもしれません。小論文に関しては、答案を完成させる演習が不可欠なのです。 それから、書き上げた答案は、必ず誰かに見てもらう=添削してもらう必要があります。一般教科の過去問演習でれば、問題集についている解答例などを利用すれば、どこを間違ったのか、自分で採点できます。しかし、小論文試験には、ただ一つの正解というもはありません。したがって、たとえ解答例が手に入っても、それだけではご自身の書いた答案でよいのかどうか、またどこを直せばよいのか、判断できないのです。書き上げた小論文は、必ず信用のできる人に添削してもらいましょう。 では、この過去問演習は、どのくらいやればよいのでしょうか。できるだけ多く、と言いたいところですが、試験までの時間には限りがありますね。一応、三年分の過去問を解いてみれば、その大学・学部の出題傾向は理解できるでしょう。また、制限時間以内に答案を書くための時間配分なども、理解できるはずです。 むしろ、ここで大切なことは、過去問演習の量ではなく、その質です。単に問題を解いた、あるいは添削してもらった結果を読んだ、というだけでは、不十分です。添削してもらった答案を用いて、復習をして頂きたいのです。既に一度解答した問題を再度やっても仕方がないのでは、とお考えになる方も多いようですが,小論文の場合,全く同じ答案になるということはありません。復習の際に新たに気付く課題文の概念の関係(=論旨)も多いものです。 まずは、添削結果をよく読みましょう。そして、再度同じ問題に挑戦してみましょう。その上で,解答を書き,この講座で添削を受けたものと読み比べてみてください。同じ「読みとりのミス」や「概念の関係の不整合」などをしていないか、チェックしていただきたいのです。 復習の際、最初の時点で指摘された点が克服できていれば勿論問題はありません。また、復習の際にも最初の添削で指摘されたのと同じ問題点があるのなら、それは皆さんの「癖」ということになります。このようなご自分の「癖」を把握しておきますと、実際の試験の際、特に構想メモを作成する段階で、問題点に気が付くようになります。三度目の正直といいますが、実際の試験=三度目ではもう同じ間違いはしなくなります。 なお、既に志望校の過去問練習をしてきたという人にも、この復習をお勧めします。実際、WIEの添削では最後まで合格圏という判定がもらえなかったが、入試直前にこの復習をすることで、めでたく志望校に合格できたという人がたくさんいます。 入試直前の貴重な時間を無駄にしないために、皆さんもこの過去問演習とその復習に取り組むようにしてください。 (2009.1.26[Mon]) |
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