小論文旬のTOPIC#12〜大学受験・AO入試のために |
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ご注文に応じるいよいよ一般入試のシーズンになってきました。そこで今回は、みなさんにこれだけはどうしても覚えておいて頂きたいことについてお話ししましょう。これは、これまでにもたびたびお話ししてきたことですが、「自分が何を書けと要求されているか、勘違いしないこと」です。 小論文では、いくら「いいこと」を書こうと、課題の要求に沿っていないことを書いてしまえば、その時点で採点対象外=0点なのです。 書くべきは「書きたいこと」ではなく、「書けと要求されていること」です。自分しか読まない日記とか、自分のホームページならば、書きたいことばかり書いてもかまわないでしょう。しかし、読み手、それも赤の他人を想定している文章では、書くべきは「書きたいこと」ではなく、「書けと要求されていること」であり、この事柄は鉄則です。言い換えると、何が「書けと要求されていること」なのか見極めることが、小論文作成の作業の中で、重要度で言えば半分を占めるのです。 これは小論文のみならず、あらゆる「他者に読ませる」文章に共通しています。ですから、皆さんが目にするような印刷物の原稿、つまり作家やジャーナリストが書いた文章も、これと変わりません。私自身は、ジャーナリストではなく編集者の出ですが、その仕事の一つは、こうした事柄をわきまえない原稿をはじくこと、もしくは修正を要求することでした。これは、読むことと引き替えにお金を取るのですから、当たり前のことなのです。しかしお金を取らない場合でも、これは同様です。「何か書け」ではなく、ほとんどの場合「これこれについて書け」と指定されるはずですが、そこを勘違いして、好きなことを書いた文章は非常に多いのです。おそらく、「文章は、自由にのびのびと書きましょう」という、小学生向けのスローガンが忘れられない(それしか書き方を知らない)からなのでしょうが、言うまでもなくこうした答案・文章は、即座に不合格です。 この鉄則を、忘れないようにしてください。 |
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